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公開日:2024.02.08 / 最終更新日:2024.02.01

カエルを飼育したい!ニオイはあるのか?消臭剤でニオイ消し!

カエル 消臭剤 バナー

カエルを飼いたいけど、ニオイが気になる…。
鳴き声がかわいく、手乗りで飼いやすいことから、ペットとして人気のカエル。しかし、カエルを飼育する際に気になるのが、ニオイの問題です。
カエルのニオイの原因は、主に2つあります。1つは、カエルの皮膚から分泌される粘液。もう1つは、カエルの糞尿です。
これらのニオイを抑えるためには、ケージの掃除と湿度管理が基本です。ケージの掃除は、糞尿や餌の残りかすをこまめに取り除くことが大切。さらに、消臭剤を使用するのも効果的ですが、カエルの体調に影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。ニオイ対策方法から消臭剤の選び方まで徹底解説します。

カエルの種類

カエルは世界中に約6,000種類が生息しており、日本では48種類(2020年現在)のカエルの仲間が確認されています。具体的にどのようなカエルがいるのか確認してみましょう。

主なカエルの種類

ニホンアマガエル

カエルは、両生綱無尾目に分類される動物で、世界中に約6,000種類が生息しています。日本では48種類(2020年現在)のカエルの仲間が確認されており、カエルの種類は、その生活様式や体形、外見などの特徴によって、さまざまな分類方法があります。
無尾目は文字の通り「尾」がない生き物のことです。
両生類でもサンショウウオ、イモリは「尾」があるため有尾目と呼ばれます。

ペットショップで買えるカエルの種類

名前 原産国 体長 生息
ニホンアマガエル 日本 3~4cm 樹上生
二ホンヒキガエル 日本 6~18cm 陸生
ベルツノガエル

ブラジル
アルゼンチン
ウルグアイ(標高500m以下のパンパ地帯)

10~16cm 陸生
クラウェルツノガエル ブラジル
アルゼンチン
ウルグアイ(標高700m以下のパンパ地帯)
8~12cm 陸生
イエアメガエル オーストラリア 10cm 樹上生
アカメアマガエル メキシコ 5~8cm 樹上生
ヤドクガエル アメリカ大陸全般 3~8cm 陸生
(一部陸上生)

二ホンアマガエル

二ホンアマガエルは、日本に生息するアマガエルの一種です。体長は約3〜5cmで、背中は緑色、腹は黄緑色をしています。鳴き声は「キョロロロロ」と、やや低めの声です。
森林や草原などの湿った場所に生息し、昆虫やクモなどを捕食します。春になると、水辺に集まって繁殖します。

二ホンヒキガエル

二ホンヒキガエルは、日本に生息するヒキガエルの一種です。体長は約5〜8cmで、背中は茶色や灰色、腹は白色をしています。鳴き声は「コンコン」と、低い声です。
森林や草原などの比較的乾燥した場所に生息し、昆虫やミミズなどを捕食します。春になると、水辺に集まって繁殖します。

ベルツノガエル

ベルツノガエルは、アマガエルの一種で、体長は約5〜7cmです。体色は黄緑色や茶色など、さまざまな色があります。頭部には、角状の突起があります。鳴き声は「クワックワック」と、アマガエルよりも高い声です。
森林や草原などの湿った場所に生息し、昆虫やクモなどを捕食します。春になると、水辺に集まって繁殖します。

クランウェルツノガエル

クランウェルツノガエルは、ツノガエルの一種で、体長は約5〜7cmです。体色は緑色や茶色など、さまざまな色があります。頭部には、角状の突起があります。鳴き声は「クワックワック」と、ベルツノガエルと同じです。
森林や草原などの湿った場所に生息し、昆虫やクモなどを捕食します。春になると、水辺に集まって繁殖します。

イエアメガエル

イエアメガエルは、アマガエルの一種で、体長は約3〜4cmです。体色は黄緑色で、背中に黒い斑点があります。鳴き声は「キョロロロロ」と、二ホンアマガエルと同じです。
森林や草原などの湿った場所に生息し、昆虫やクモなどを捕食します。春になると、水辺に集まって繁殖します。

アカメアマガエル

アカメアマガエルは、アマガエルの一種で、体長は約4〜6cmです。体色は赤色で、背中に黒い斑点があります。鳴き声は「キョロロロロ」と、二ホンアマガエルと同じです。
森林や草原などの湿った場所に生息し、昆虫やクモなどを捕食します。春になると、水辺に集まって繁殖します。

ヤドクガエル

ヤドクガエルは、皮膚に毒を持つカエルの総称です。日本には、ヒメヤドクガエルやヒキガエルなどがいます。
ヤドクガエルの毒は、触ったり、食べたりすると、人体に害を及ぼすことがあります。そのため、ヤドクガエルを飼う場合は、十分に注意が必要です。

日本には、さまざまな種類のカエルが生息しています。カエルは、昆虫やクモなどの害虫を捕食し、生態系を保つ役割を果たしています。また、ペットとしても人気があり、愛好家も多いです。

カエルはニオイがあるか

カエルにニオイがあるのか、またニオイが発生している場合何が原因か確認してみましょう。

カエル自体はあまり臭わない

カエル

カエルが臭いと感じる理由は、主に2つあります。1つは、カエルの皮膚に分泌される粘液です。この粘液は、カエルの体を乾燥から守ったり、細菌や寄生虫から守ったりする役割を果たしています。しかし、この粘液には、アンモニアや硫黄などの成分が含まれているため、ニオイを感じる人がいるのです。

もう1つの理由は、カエルの糞尿です。カエルは、水辺に生息することが多いため、糞尿が水中に溜まってしまい、ニオイが発生することがあります。また、カエルは、繁殖期になると、水辺に集まって卵を産み、この卵も、腐敗するとニオイが発生します。

しかし、これらのニオイは、カエル自体が臭いのではなく、カエルの周囲の環境が臭いために発生。そのため、カエルを飼育する際は、カエルの居住環境を清潔に保つことが大切です。

また、カエルの種類によっては、ニオイが少ない種類もあり、アマガエルやツノガエルなどの種類は、皮膚に分泌される粘液の量が少なく、ニオイを感じにくいといわれています。

さらに、カエルは、皮膚からニオイを発してコミュニケーションを取ったり、天敵から身を守ったりしています。

ツノガエルのニオイ

ツノガエルは、頭部に角状の突起を持つカエルの一種です。体長は約5〜7cmで、体色は緑色や茶色など、さまざまな色があります。

一般的なツノガエルは、皮膚から粘液を分泌しますが、この粘液には、アンモニアや硫黄などの成分が含まれているため、若干のニオイを感じます。しかし、ニオイは強くはなく、近くに寄らないとほとんどわかりません。

また、ツノガエルの中には、皮膚からニオイを発してコミュニケーションを取ったり、天敵から身を守ったりしている種類もあります。たとえば、オオツノガエルは、皮膚から腐肉のようなニオイを発して、天敵を威嚇します。
アンモニアでツノガエルが自家中毒を起こす可能性があるため注意が必要です

カエルのニオイ対策

カエルのニオイ対策には飼育環境を整えるのが一番です。具体的にどのような対策をするべきか確認してみましょう。

カエルは、一般的にニオイがあるといわれています。しかし、実際のところ、カエル自体はあまりニオイません。カエルがニオイと感じる理由は、主に2つあります。1つは、カエルの皮膚に分泌される粘液です。この粘液は、カエルの体を乾燥から守ったり、細菌や寄生虫から守ったりする役割を果たしています。しかし、この粘液には、アンモニアや硫黄などの成分が含まれているため、ニオイを感じる人がいるのです。

もう1つの理由は、カエルの糞尿です。カエルは、水辺に生息することが多いため、糞尿が水中に溜まってしまい、ニオイが発生することがあります。
しかし、これらのニオイは、カエル自体が臭いのではなく、カエルの周囲の環境が臭いために発生していると考えられます。そのため、カエルを飼育する際は、カエルの居住環境を清潔に保つことが大切です。

陸生(ツノガエル)の場合

ツノガエルは、ペットとして人気のある陸生カエルです。飼育は比較的容易ですが、適切な環境を整えることが大切です。

ケージ

ツノガエルは、体長が5〜7cm程度のため、ケージのサイズは、幅30cm×奥行30cm×高さ30cm程度が目安です。ケージの底には、水分が溜まらないように、砂や床材を敷きましょう。

温度と湿度

ツノガエルは、温暖な気候を好みます。ケージ内の温度は、25〜28℃程度に保ちましょう。湿度は、60〜80%程度が適切です。

照明

ツノガエルは、紫外線を必要としません。そのため、特別な照明は必要ありません。ただし、ケージ内の明るさが暗すぎると、カエルがストレスを感じてしまうことがあるため、適度な明るさを保つようにしましょう。

ツノガエルの餌は、コオロギやミルワーム、カブトムシなどの昆虫を与えます。餌は、カエルが食べきれる量を与えましょう。

水場

ツノガエルは、水を飲むだけでなく、水浴びもします。そのため、ケージ内に水を入れた容器を置きましょう。水は、毎日交換するようにしましょう。

掃除

ケージの掃除は、週に1〜2回程度行うようにしましょう。糞尿や餌の残りかすは、すぐに取り除くことが大切です。また、ケージ内は、乾燥しないように注意しましょう。

陸生のカエルは、水辺に生息するカエルに比べて、ニオイが少ないといわれています。しかし、それでも、糞尿や餌の残りかすなどによって、ニオイが発生することがあります。

ケージの掃除をこまめに行う

カエルの糞尿や餌の残りかすは、すぐに取り除きましょう。また、ケージの底には、水分が溜まらないように、砂や床材を敷いておくのも効果的です。

ケージ内の湿度を適切に保つ

カエルは、乾燥を嫌うため、ケージ内の湿度を適切に保つ必要があります。しかし、湿度が高すぎると、カエルの皮膚が蒸れて、ニオイが発生する原因になります。

具体的な方法

具体的には、以下のような方法で、ケージの掃除をこまめに行うことができます。

  • ケージからカエルを取り出す。
  • 糞尿や餌の残りかすを取り除く。
  • ケージを水で洗い流す。
  • ケージを乾燥させる。

また、ケージ内の湿度を適切に保つためには、以下の方法があります。

  • ケージの底に、水分が溜まらないような床材を敷く。
  • ケージ内に、水を入れた容器を置く。
  • 霧吹きを使って、ケージ内に水を吹きかける。
  • 消臭剤を使用する場合は、カエルの体調に影響を及ぼさないものを選ぶことが大切です。たとえば、ペット用に販売されている消臭剤や芳香剤は、カエルの体調に影響を与えにくいといわれています。

これらの対策をすることで、カエルのニオイを抑えることができます。

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ニホンアマガエルの場合(樹上生)

ニホンアマガエルは、日本に生息するアマガエルの一種です。飼育は比較的容易ですが、適切な環境を整えることが大切です。

ケージ

ニホンアマガエルは、体長が3〜5cm程度のため、ケージのサイズは、幅30cm×奥行30cm×高さ30cm程度が目安です。ケージの底には、水分が溜まらないように、砂や床材を敷きましょう。

温度と湿度

ニホンアマガエルは、温暖な気候を好みます。ケージ内の温度は、25〜28℃程度に保ちましょう。湿度は、60〜80%程度が適切です。

照明

ニホンアマガエルは、紫外線を必要としません。そのため、特別な照明は必要ありません。ただし、ケージ内の明るさが暗すぎると、カエルがストレスを感じてしまうことがあるため、適度な明るさを保つようにしましょう。

ニホンアマガエルの餌は、コオロギやミルワーム、カブトムシなどの昆虫を与えます。餌は、カエルが食べきれる量を与えましょう。

水場

ニホンアマガエルは、水を飲むだけでなく、水浴びもします。そのため、ケージ内に水を入れた容器を置きましょう。水は、毎日交換するようにしましょう。

掃除

ケージの掃除は、週に1〜2回程度行うようにしましょう。糞尿や餌の残りかすは、すぐに取り除くことが大切です。また、ケージ内は、乾燥しないように注意しましょう。
ニホンアマガエルは、樹上性のカエルです。そのため、ケージ内に木や枝を設置して、登れる場所を用意しましょう。また、カエルが隠れられるような隠れ家も用意しましょう。

ニホンアマガエルは、温度や湿度が変化すると、体調を崩しやすくなります。そのため、ケージ内の温度や湿度を適切に保つようにしましょう。
ニホンアマガエルは、人懐っこい性格のカエルです。こまめに様子を見て、コミュニケーションをとるようにしましょう。

部屋のニオイ対策

毎朝、窓を開けて空気を入れ替えましょう。換気は、部屋の空気の入れ替えを行うことで、ニオイを外に追い出す効果があります。こまめに換気をして、部屋の空気を循環させましょう。
カエルのニオイが気になるときは、あらかじめカエルにも安心して使える無臭の消臭剤でニオイ対策するのがオススメです。

カエルの自家中毒

カエルは自家中毒を引き起こす可能性があります。飼育するうえでどのようなことに注意すべきか確認しましょう。

アンモニアが原因

カエルの粘液には、アンモニアや硫黄などの成分が含まれています。これらは、カエルにとって毒性のある物質ではありませんが、摂取することで、吐き気や下痢、呼吸困難などの症状を引き起こすことがあります。

また、カエルの糞尿にも、これらの成分が含まれています。糞尿が溜まったケージ内は、アンモニアなどの臭いが強く、カエルがこれらの臭いを吸い込んでしまうことで、自家中毒を引き起こすことがあります。
事前にカエルを診てくれる動物病院を探しておくことが大切です。さらに、カエル自身の排泄物が原因となる病気のため、飼育環境を常に清潔にしておくことが予防に繋がります。

カエルを飼うときにオススメの消臭剤の選び方

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カエルは、鳴き声がかわいく、手乗りで飼いやすいことから、ペットとして人気の生き物です。しかし、カエルを飼育する際に気になるのが、ニオイの問題。

カエルのニオイの原因は、主に2つあります。1つは、カエルの皮膚から分泌される粘液です。この粘液には、アンモニアや硫黄などの成分が含まれているため、溜まるとニオイが発生します。もう1つは、カエルの糞尿です。

これらのニオイを抑えるためには、ケージの掃除と湿度管理が基本ですが、さらに消臭剤を使用するのも効果的です。

しかし、カエルの体調に影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
カエルの皮膚は、非常に敏感で消臭剤の成分によっては、皮膚を刺激したり、健康を害したりする可能性があります。
消臭剤を選ぶ際には、カエルに安全な成分のものを選ぶことが大切です。ハル・インダストリの消臭剤は100%植物由来の消臭成分。安心・安全に使用できます。

また、カエルは、嗅覚が非常に敏感です。強いニオイに触れると、ストレスを感じたり、体調を崩したりする可能性があるため、無臭の消臭剤がオススメ。ハル・インダストリの消臭剤はニオイを他のニオイで覆いかぶせる(マスキング)ではなく化学の力でニオイを分解して消臭します。

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カエルがいる空間で使用するのにオススメの消臭剤は置き型消臭剤の消臭ビーズ。24時間消臭成分を放出するため、持続的なニオイ対策に効果的です。
部屋の広さや気になるニオイの強度によって数量や大きさを変更することでより効果を実感できます。
自分にあった消臭剤でカエルもヒトも快適に暮らしましょう。ハル・インダストリの消臭剤で真無臭空間を体感してみませんか。

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