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公開日:2023.12.19 / 最終更新日:2024.02.08

部屋干しでも臭わせない方法を伝授!更に消臭剤で消臭対策を!

部屋干しニオイ対策アイキャッチ

部屋干しをすると、衣類から生乾きのニオイがしてきたという経験がある方は多いと思います。
これは洗濯時に残った汚れが雑菌になってしまうことから発生するニオイです。
衣類にはいろいろな汚れがついており、それが乾かずに放置されることで雑菌が繁殖し、不快なニオイとなります。
そこで、部屋干しでも臭わせない方法を伝授します。
部屋干し臭で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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洗濯物の部屋干しが臭う理由

部屋干しをすると衣類が臭うのは、洗濯物に汚れが残っているためです。
汚れが変質して雑菌が繁殖し、ニオイが発生しています。

部屋で洗濯物を干すと、雑巾のような不快なニオイが発生するのは、モラクセラ菌と呼ばれる雑菌が繁殖しているためです。
モラクセラ菌は衣類の表面に付着した皮膚などの汚れを栄養源とし、温度が20〜40℃湿度が60%以上の環境で増殖します。
このような環境を避けることが重要です。
モラクセラ菌によって発生したニオイは、除菌処理をしないと取り除きにくいため、注意が必要です。
部屋干しで臭ってしまう原因は、下記の2つが原因になります。

部屋干しの時間が長い

脱水が不十分だと、洗濯物が乾くまでの時間が長くなります。
また、部屋干しをする際に洗濯物の間隔を開けずに干したり、風通しが悪いと湿気が抜けずに部屋干しの時間が長引き、結果として雑菌が繁殖しやすくなります。
適切な脱水と適度な間隔を保ち、風通しを確保することが大切です。

洗濯物の汚れが落ちていない

洗濯機に洗濯物を詰め込み過ぎると、洗いとすすぎが不十分になり、雑菌のエサとなる汚れが残ります。
また、洗濯機の内部が汚れていると、洗濯機自体にカビが発生し、カビが洗濯物についてしまう可能性があります。
適切な洗濯量と定期的な洗濯機のメンテナンスが必要 です。

部屋干しで臭ってしまった洗濯物の対策

部屋干しで臭ってしまった洗濯物のニオイ対策は、以下の3つがあります。
それぞれ詳しく確認していきましょう。

ニオイの原因であるモラクセラ菌を死滅させるには、洗濯時に60℃以上の温水を使用することが重要です。
モラクセラ菌は60℃の温水で死滅するため、効果的なニオイ対策になります。

酸素系漂白剤で除菌する

酸素系漂白剤には、粉末対応と液体タイプがあります。
粉末タイプの酸素系漂白剤はシミやニオイを取るのに効果的です。
使用方法の表示通りの分量と時間で衣類を浸け置きし、その後通常通り洗濯機にけ浸けて洗うとニオイが取れます。

一方、液体タイプの酸素系漂白剤は通常洗剤と一緒に使用できます。
再度ニオイの発生を予防するためには、洗濯物のシミやニオイに効果的な液体タイプの酸素系漂白剤と洗濯洗剤を混ぜて洗うと効果的です。

高温除菌をする

コインランドリーを使用する
部屋干しでニオイが発生した衣類は、コインランドリーでの乾燥が効果的です。
コインランドリーの乾燥機は、一般の家庭よりも高温で80℃くらいになり、モラクセラ菌が死滅する60℃以上の温度を確保できます。
ただし、注意が必要です。
一部の衣類は乾燥機の使用が不適切な場合がありますので、衣類の取扱表示を確認するようにしましょう。

60℃以上の熱湯に浸す
モラクセラ菌は60℃以上の高温で死滅する性質があります。
桶などについたニオイのある衣類には、熱湯をかけ20分程度浸けることで効果的に除菌できます。
温度が下がらないように途中で差し湯をしながら行うようにしましょう。
ただし、生地によっては熱湯で傷む可能性があるため、事前に衣類の取扱表示を確認をしてから行うことが大切です。

重曹で汚れを落として消臭する

重曹は掃除だけでなく、洗濯にも利用でき、汚れ落としや消臭効果があります。
ただし、重曹は水に溶けにくいため、お湯(40℃以上)100mlに重曹小さじ1杯を溶かし、衣類を30分以上浸けてから通常の洗濯を行うと効果的です。
重曹を直接洗濯機に入れると排水ホースが詰まる可能性があるため、慎重に扱う必要があります。
洗濯機の故障を避けるためにも、重曹の使用方法には十分な注意が必要です。

部屋干しで臭わせない方法

部屋干しのニオイを防ぐには、 菌が繁殖する前に洗濯物を乾かすことが大切です。
洗濯物を干す際は、窓やドアを開けて、風や空気を循環させるように工夫しましょう。

洗濯物を洗うときの注意点

汚れた洗濯物は時間を置かずに洗う
汚れた衣類を放置するとニオイが発生しやすくなってしまいます。
洗濯物は放置せず、できるだけ早く洗濯することが重要です。

洗った洗濯物は時間を置かずにすぐに干す
洗った洗濯物はすぐに干さないと、雑菌が繁殖してしまいます。
できるだけ早く洗濯物を干すようにしましょう。

お風呂の残り湯はなるべく使わない
お風呂の残り湯は、洗濯時に使用しても洗浄効果に変わりはないです。
ただし、すでにニオイがある場合は、残り湯の再利用は控えた方が良いでしょう。
ニオイが気になるときは、水道の水を使ってすすぐことをオススメします。

消臭成分の入った柔軟剤を使う

無臭の消臭剤


洗濯時には、洗剤を除菌タイプを選んだり、柔軟剤に消臭成分が含まれているものを使用すると、ニオイの発生を防ぐことができます。

洗濯機のお手入れをする
洗濯機の洗濯槽にカビが発生していると、汚れが洗濯物に移る可能性があるため、 定期的な洗濯槽の掃除が重要です。
洗濯機クリーナーや塩素系漂白剤を使用して、取扱説明書に従って槽洗浄コースで洗浄することがオススメです。
槽洗浄コースがない場合は、お湯を約40℃まで洗濯槽いっぱいにためて洗い運転をし、2〜3時間放置します。
その後、洗い運転を3回繰り返し、標準運転して完了させると、洗濯槽が清潔に保たれます。

部屋干しを短時間にする

部屋干しの時間が長いと雑菌が繁殖してニオイが発生するため、短時間で乾かすようにしましょう。

外に干すときよりも長めに脱水することで、洗濯物を早く乾かすことができます。
また、扇風機やサーキューレーターを使って直接洗濯物に風を当てると、効果的に乾燥させることができます。

洗濯物の方にも工夫が必要です。
干す間隔は握りこぶし以上を開け、フードがついているパーカーは3本のハンガーを使ってフード、本体、袖を重ならないように干しましょう。
タオル類は表面積を広げ、裾をずらして干すことで効果的に乾燥させることができます。
洗濯を干す際に工夫することで、雑菌の繁殖を防ぎ、ニオイの発生を抑えることができます。

部屋干しの部屋に消臭剤を置く

消臭剤

部屋にすでにニオイがある場合、部屋干しした洗濯物にもそのニオイが移ってしまう可能性があります。
これを防ぐために、部屋干しをする部屋に置き型の無香料タイプの消臭剤を設置することが有効 です。
消臭剤は嫌なニオイを吸収し、洗濯物にも新たなニオイがつくのを防いでくれます。

無香料の柔軟剤で、生乾きのニオイを徹底解決!

無香料柔軟剤

生乾きのニオイは、主に汚れと雑菌が原因です。
日常生活では、汚れを完全に避けることは難しく、雑菌の処理も手間がかかります。

ニオイを予防するためには、定期的に酸素系漂白剤や重曹などを使って衣類を清潔に保つことが重要です。
部屋干しをする際にも、ニオイを軽減することができます。

さらに、 無臭の柔軟剤を利用することで、衣類に付着した嫌なニオイを抑えることができます。
部屋干しの機会が多く生乾きのニオイが気になる方には、無香料の柔軟剤がオススメです。
無香料なので、柔軟剤の香りが苦手という方でもお使いいただけます。

ハル・インダストリは「消臭」という言葉の生み親として、さまざまなニオイ対策に取り組んでいます。
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