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公開日:2024.03.15 / 最終更新日:2024.03.15

足のニオイが気になる!臭う原因を知って予防対策と消臭剤を紹介!

足 ニオイ対策アイキャッチ

足のニオイは、多くの人が悩む問題です。とくに、夏場は汗をかきやすく、ニオイが強くなりやすいですよね。
「靴を脱ぐのが恥ずかしい」「周囲に不快な思いをさせていないか心配」など、足のニオイは日常生活に支障をきたすこともあります。
しかし、足のニオイの原因を知り、適切な対策を行うことで、ニオイを効果的に予防することができます。
この記事では、足のニオイの原因と予防対策について詳しく解説。さらに、オススメの消臭剤も紹介しているので、足のニオイに悩む方はぜひ参考にしてみてください。
足のニオイを撃退して、自信を持って靴を脱げる、そんな快適な足元を手に入れましょう!

足はどうして臭う?

足は、他の部位と比べて汗腺が多く、蒸れやすい環境にあります。さらに、皮脂や角質も溜まりやすく、雑菌が繁殖しやすい条件が揃っています。具体的な原因について詳しく見ていきましょう。

イソ吉草酸によって臭う

足のニオイは、誰もが経験する悩みの一つです。とくに、夏場は汗をかきやすく、ニオイが強くなりやすいですよね。
足のニオイの原因は主に「イソ吉草酸」という脂肪酸です。イソ吉草酸は「イソキッソウサン」と読み、納豆のような独特のニオイを持つ物質です。
皮脂や汗は、分泌されたときは無臭ですが、時間が経つと皮膚の上にいる常在菌によって分解され、イソ吉草酸が生成されます。これが足のニオイの原因となるのです。

イソ吉草酸は、不快なニオイの原因となり、生活環境を損なうおそれのある物質であるとして、悪臭防止法という法律の特定悪臭物質に指定されています。

悪臭防止法:悪臭防止法は、規制地域内の工場・事業場の事業活動に伴って発生する悪臭について必要な規制を行うこと等により生活環境を保全し、国民の健康の保護に資することを目的とする。

エクリン腺が多いため臭う

足の裏には、汗腺のひとつでもあるエクリン腺が多く、体のなかで汗が気になる背中などよりも数倍もあるため、足の裏は汗をかきやすくニオイの出やすい場所でもあります。
エクリン腺は全身に分布していますが、とくに足の裏や手のひらに多く存在。エクリン腺から出る汗は、体温調節のために分泌されます。
エクリン腺から出る汗自体は無臭です。しかし、汗が皮膚の表面で皮脂や角質と混ざり合い、常在菌によって分解されると、イソ吉草酸などの悪臭物質が生成されます。

足のニオイの原因は?

足のニオイの原因はいくつかあります。原因を知ることで対策方法が見つかります。どのような原因が考えられるか確認してみましょう。

足の蒸れが原因

通気性の悪い靴や靴下

足は、他の部位よりも汗腺が多く存在するため、蒸れやすい部位です。とくに、通気性の悪い靴や靴下を履くと、足が蒸れてしまい、ニオイが発生しやすくなります。
また、蒸れが悪化して足のニオイがひどい場合は、水虫などの皮膚疾患が原因かもしれません。専門医に相談してみましょう。
足のニオイは、日常生活でちょっとした工夫をすることで防ぐことができます。通気性の良い靴や靴下を履き、足を清潔に保ちましょう。

毎日同じ靴を履く

足のニオイの原因はさまざまですが、毎日同じ靴を履くこと」も大きな原因の一つです。
靴下は毎日取り換えても、毎日同じ靴を履いていると雑菌が蓄積し繁殖してしまい足のニオイの原因となります。

足が臭う人の特徴は?

足のニオイは、さまざまな原因によって発生します。しかし、足が臭い人にはいくつかの特徴があると言われています。これらの特徴に当てはまらないか、チェックしてみましょう。

足に汗をかきやすい人

足に汗をかきやすい人は、蒸れて足のニオイが強くなる傾向があります。
足に汗をかきやすい人の特徴は以下の通りです。

  • 体質的に汗をかきやすい
  • 交感神経が優位
  • 運動量が多い
  • ストレスを感じやすい
  • 厚手の靴下を履くことが多い
  • 通気性の悪い靴を履くことが多い

足に汚れがたまりやすい人

体質的に皮脂などが多く出やすい人は足に汚れが溜まりやすく、ニオイが強くなる傾向があります。自分ではしっかり洗っているつもりでも、足のニオイが気になるときは汚れが落ちていない可能性があります。汚れが常在菌のエサとなり菌が繁殖する原因に。最悪の場合水虫などの皮膚疾患になる可能性もあります。
足に汚れが溜まりやすい人の特徴は以下の通りです。

  • 足の裏や指の間に角質が溜まりやすい
  • 足の洗い方が雑
  • 裸足で過ごすことが多い
  • サンダルをよく履く
  • 靴下を履かないことが多い

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足のニオイ対策は?

靴を履く様子

足のニオイを効果的に対策するための方法をご紹介します。足のケア、靴のお手入れ、靴箱の消臭など、さまざまな角度から対策することで、快適な足元を保ちましょう。

足を常に清潔にする

足のニオイの原因はさまざまですが、最大の原因は「足の汚れ」です。足は汗をかきやすく、皮脂や角質も溜まりやすい部位です。これらの汚れが常在菌によって分解されると、足のニオイが発生します。
足のニオイを防ぐためには、足を常に清潔に保つことが重要です。
足に汗をかいてニオイが気になる場合は、できるだけこまめに足の汗をふき取ったり、靴下を履き替えて清潔に保ちましょう。足の爪を長くしていると垢が溜まりやすくニオイが発生するため、足の爪は常に短くしておくと清潔に保つことができます。

足を隅々まで洗う

足のニオイ対策では足を清潔に保つことが大切です。足のニオイを防ぐために、足を隅々まで洗いましょう。自分ではきれいにしているつもりでもしっかり洗えていない場合もあります。お風呂では足の指と指の間や足の付け根部分、爪と皮膚の間、足の裏、かかとを丁寧にボディウォッシュタオルやフットブラシなどを使って丁寧に洗うことで足のニオイを防ぐことができます。
足の裏やかかとに角質があれば、スクラブなどでやさしく除去しましょう。お風呂上りはクリームなどで保湿することでより清潔な状態で足を保つことができます。

足のケアをしても臭うときは

足のケアをしっかり行っているはずなのに、ニオイが改善しないことがあります。そのような場合は、水虫などの皮膚疾患が原因かもしれません。
水虫は、白癬菌というカビが足に感染して起こる病気です。足の指の間や足の裏に水疱やジュクジュクした湿疹ができ、かゆみやひどいニオイが発生します。
足のニオイの原因となる皮膚疾患は、水虫以外にも以下のようなものがあります。

  • 足蹠多汗症:足の裏の汗腺が過剰に発達し、異常に汗をかく病気
  • 角質増殖症:足の裏の角質が厚く硬くなる病気
  • 掌蹠膿疱症:手のひらや足の裏に膿疱ができる病気

これらの病気は、足のケアだけでは改善が難しい場合があります。皮膚科を受診して、適切な治療を受けることが大切です。

靴や靴下を蒸れないようにする

靴の中菌繁殖イメージ足のニオイの原因はさまざまですが、靴や靴下の蒸れも大きな要因の一つです。靴の中は高温多湿になりやすく、雑菌が繁殖しやすい環境です。
靴や靴下を蒸れないようにすることで、足のニオイを効果的に予防できます。
靴は毎日同じものを履くと、湿気が溜まりやすく、雑菌が繁殖しやすくなります。
3足程度をローテーションで履くよう心がけましょう。靴が乾燥する時間ができ、雑菌の繁殖を抑えることができます。

一日履いた靴は、湿気で雑菌が繁殖しやすくなっています。帰宅後は、消臭スプレーをして、すぐに靴箱には入れずに風通しの良い場所に置いて乾燥させましょう。可能であれば、仕事中はサンダルに履き替えるなど、蒸れにくい環境を作るのも効果的です。
靴下やストッキングは、天然素材や抗菌タイプのものを選びましょう。また、五本指に分かれている靴下は足のニオイ予防にオススメです。
五本指に分かれている靴下は、指と指の間の湿気を吸いとる効果があり、ニオイを防ぐことができます。

靴のお手入れをする

靴に衣類消臭スプレーを使う様子

足のニオイの原因は、靴の汚れや湿気も大きな要因の一つです。靴の中は高温多湿になりやすく、雑菌が繁殖しやすい環境です。
靴を清潔に保ち、湿気を取ることで、足のニオイを効果的に予防できます。
革靴の場合、他の靴に比べお手入れが難しく仕事で一日履いているとニオイもこもり足のニオイの原因となります。革製の靴は、天気の良い日に風通しの良い日陰干しをして湿気を飛ばしましょう。
しっかり湿気を飛ばした後、消臭スプレーをかけておくとさらに効果的です。

布製のスニーカーなど、洗濯可能の靴であれば週に一度は洗濯して良く乾かしましょう。洗濯後に消臭スプレーを使用するとよりニオイの発生を予防することができます。
雨に濡れてしまった靴は、新聞紙を丸めて入れ、湿ってきたら取り換えることを数回繰り返して湿気を取ります。
革靴と同じように日陰干しをして、消臭スプレーをしましょう。
10円玉を使ったニオイ対策もオススメです。一日履いて湿気を吸った靴に、10円玉を入れておくと銅イオンが発生して殺菌してくれます。10円玉を片方に4枚ずつくらい入れて、黒ずんできたら取り換えましょう。

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靴箱のニオイ対策をする

足のケアや靴のお手入れをしっかり行っていても、靴箱にニオイがあると、せっかく清潔な靴にニオイが染み付いてしまうことがあります。
靴箱のニオイ対策は、足のニオイ対策として非常に重要です。
少なくとも週に1回は、靴箱の扉を全開にして風をとおし、湿気を飛ばしましょう。
さらに、天気の良い日に、靴箱の中の靴を出して、靴箱全体を日陰干しするとさらに効果的です。

靴箱を掃除したり湿気を飛ばしたうえで、消臭剤を活用してニオイ対策するのも一つです。
香りのある消臭剤は、足のニオイと混ざって、さらにニオイが強くなってしまうことがありますので、無香のものを選びましょう。

【靴箱のニオイ対策でおすすめのページ】

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足のニオイ対策を徹底して、快適な足元を手に入れよう!

暑い季節や運動後など、足のニオイが気になることはありませんか?足のニオイは、汗や皮脂、雑菌などが原因で発生します。ニオイがひどい場合は、周囲に不快感を与えてしまうこともあります。まずはフットケアを見直して清潔な足を保つことが大切です。
フットケアを行ってもニオイが気になる場合は、水虫などの可能性も。ニオイがひどい場合は病院で診てもらいましょう。

足のニオイ対策は。フットケアだけをすれば良いわけではありません。靴や靴箱のニオイ対策も行うことでより足自体のニオイ対策に繋がります。
靴や靴箱で使用する消臭剤は無臭タイプの消臭剤を選びましょう。香りのある消臭剤は、足のニオイと混ざって、さらにニオイが強くなってしまうことがありますので、無香のものを選ぶのがオススメです。

ハルの消臭剤は100%植物由来の消臭成分で無香料。靴のニオイには除菌消臭ミストや消臭ドライスプレーがオススメです。
帰宅後のニオイケアには除菌消臭ミストで靴の中のニオイ対策を行いましょう。出かける直前にニオイが気になったら、ドライスプレーがオススメです。速乾性が特徴のドライスプレー。噴霧してからすぐに靴を履いて出かけることができます。
靴箱のニオイ対策では、置き型消臭剤を活用しましょう。置き型消臭剤で帰宅後のムッとしたニオイが無くなります。

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消臭スプレーと置き型消臭剤を併用して快適な足元を手に入れましょう。
ハルの消臭剤で真無臭を体感してみませんか。

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