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公開日:2022.01.17 / 最終更新日:2022.01.17

消臭スプレー

消臭スプレーの正しい捨て方とは?使用上の注意点も詳しく解説

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気になるお部屋のニオイに素早くアプローチする瞬間消臭スプレー。

使い終わったからと言って、そのまま捨ててしまうと火災の原因になり得ます。ガス抜きをして、分別をしてから処分するようにしましょう。

今回は、当社の瞬間消臭スプレーの捨て方について詳しく解説します。

1.ハル・インダストリの瞬間消臭スプレーのガス抜き方法

瞬間消臭スプレーはエアゾールタイプのため、中に残っているガスを抜いてから捨てる必要があります。

ガス抜きと聞くと難しいイメージを持つ方もいると思うのですが、簡単に抜くことができます。

瞬間消臭スプレーを捨てるときの手順を確認していきましょう。

1-1.残ガス排出機構が付いているので簡単にガス抜きできる

キャップに付いている残ガス排出機構

瞬間消臭スプレーを捨てる前に、まずは中身を使いきれているか確認してください。中身が残った状態でガス抜き作業を行うと、可燃性ガスが放出されてしまう可能性があり、非常に危険です。

瞬間消臭スプレーのキャップには残ガス排出機構が付いており、キャップを使うことで中のガスを簡単に抜ける仕様になっています。ガス抜きをする前に捨ててしまわないように注意してください。

また、キャップや噴射のためのボタンはプラスチック製です。本体と一緒に捨てないようしっかり分別しましょう。

1-2.残ガス排出機構でのガス抜き手順

瞬間消臭スプレーのガス抜きの手順をご紹介します。

手順1:スプレーボタンを取り外す

スプレーボタンを取り外す様子

まずはスプレーボタンを取り外します。

手順2:キャップの天フタを取り外す

キャップの天フタを取り外す様子

次にコインなどを使って、キャップに付いている天フタを取り外します。

手順3:缶を逆さにして中央の穴に合わせて押し込む

管を逆さにしてスプレーを中央の穴に押し込む様子

布などの上にキャップを置いたら、缶を逆さまにして、中央の穴に合わせて押し込んでください。

ガス抜きは、布や新聞紙の上で行いましょう。残留物を吸わせることができます。

手順4:噴射音が完全に消えるまで放置し、分別して廃棄する

残ガスが排出されている様子

手順3の状態で、噴射音が消えるまで放置します。音が完全に消えているかどうか確認しましょう。

不燃ごみ・資源ごみ(缶類・金属類)など、ゴミの出し方は地域によって分別方法が異なります。お住まいの地区のルールに従って捨てるようにしましょう。

1-3.ガス抜き時の注意点

ガス抜きをするときは、火気のない屋外で風下に向かって行うようにしてください。屋内でガスを抜くと、近くの火気や静電気で引火する恐れがあります。

また、排出後のキャップや缶から液だれすることも。塗装面や床に液が付着してしまうと、変色したりシミになる可能性があるため、必ず布や新聞紙などの上で行ってください。

【参考】
瞬間消臭スプレーに含まれる高圧ガスはDME

ハル・インダストリの瞬間消臭スプレーには、DME(※1)と呼ばれる高圧ガスが含まれています。

高圧ガス、と聞くと身体に悪いような印象があるかもしれませんが、DMEは低毒性かつ環境負荷が低いことが確認されています。

多くのスプレー噴射剤用のほか、エンジンなどの燃料としても使われており、安全性の高さはLPガスと同じ水準とのこと。そのため、DMEは幅広い用途に利用できる新しいエネルギーとしても期待されています。

※1:DiMethyl Etherの略称。ジメチルエーテルと読む。
※2:DMEとは|一般社団法人 日本DME協会参照

2.瞬間消臭スプレーのゴミの分別について

瞬間消臭スプレーは、本体とキャップ・スプレーボタンで分別が異なります。キャップ・スプレーボタンはプラスチック、本体はアルミ缶に分けて捨てましょう。火災の原因になる可能性があるため、可燃ごみと一緒に捨てないでください。

また、缶を捨てるときに穴あけが必要な自治体もあります。自治体のHPを見て、スプレー缶に穴をあける必要があるかどうかを確認してください。

「捨てたいけど、中身が大量に残っている…」という方はメーカー・自治体に連絡をして、どのように対応したらいいかを聞くようにしましょう。

3.瞬間消臭スプレーの使用上の注意点

お部屋の気になるニオイにアプローチしてくれる瞬間消臭スプレー。捨てるときの手順や注意点を説明しましたが、使用にあたって気をつけるべき点はあるのでしょうか?

ここからは、瞬間消臭スプレーの保管するとき、使うときの注意点をご紹介します。

3-1.保管時の注意点

瞬間消臭スプレーの保管時の注意点

3-1-1.直射日光の当たるところや温度40℃以上のところに置かない

保管するときは、直射日光の当たる場所や高温になるところを避けてください。温度が高くなるとスプレー缶の内圧が高くなり、破裂する危険性があります。

直射日光が当たらない戸棚などに閉まっておくのも悪くないのですが、近くで暖房器具を使ってしまうと危ないため、目に見えるところのほうが安心です。

3-1-2.子どもの手の届かないところで保管

小さなお子さまがいるご家庭では、手の届かないところに置きましょう。キャップを咥えてしまったり、スプレーを自分に向けて噴射したりなど、危険な使い方をする可能性があります。

安全に使うためにも、子どもの手が届かない、無理にとろうとしない場所に保管しておきましょう。

3-2.使用時の注意点

瞬間消臭スプレーの使用時の注意点

3-2-1.炎や火気の近くで使用しない

炎や火気の近くでは絶対に使わないようにしてください。瞬間消臭スプレーに含まれるガスに引火して、火が周辺に広がってしまう可能性があります。

また、瞬間消臭スプレーは密封されています。たとえ空になったと思ったとしても、破裂する危険があるため、火気の周りには近づけないようにしましょう。

3-2-2.火気を使用している室内で大量に使用しない

火気を使っている室内で、瞬間消臭スプレーに含まれる高圧ガスが一定濃度を超えると引火の可能性が高まります。

通常の使用で引火するほどのガス濃度にはなりませんが、火気を使っている際の室内で大量に使用するのは避けましょう。

場合によっては換気が必要なケースも考えられます。状況に応じて換気を行ってください。

3-2-3.火の中に噴射しない

当たり前ですが、火に向かって噴射するのはやめてください。上述のように、スプレー内に含まれているガスに引火し、炎が発生するため危険です。

3-2-4.缶を逆さにして使用しない

瞬間消臭スプレーを逆さまにして使うのも避けましょう。

逆さまで使用すると、液体を噴出させるガスだけが噴出してしまい、スプレーの中に中身の液体成分が残ってしまう場合があります。噴射口が上になるようにして使ってください。

3-2-5.人体に使用しない

人に向かって瞬間消臭スプレーを吹きかけないようにしましょう。瞬間消臭スプレーに使われている消臭成分は100%植物由来のため、基本的に無害ですが、人に向かって使用するアイテムではありません。

トイレや玄関など、ニオイが気になる空間で使うようにしてください。

【まとめ】消臭スプレーは正しい捨て方でガス抜き・分別しよう

今回は瞬間消臭スプレーの捨て方、使用するときの注意点を紹介しました。中身を使い終わったあと、捨てるのが面倒と思われがちですが、やり方を覚えてしまえば簡単にガス抜きできます。

ゴミの分別は地域によって異なるので、お住まいのエリアのゴミ出しルールに沿って捨てるようにしましょう。捨て方について迷った場合は、自分で判断するのは避け、メーカー・自治体に問い合わせをして確認してくださいね。

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